吉野三号橋橋梁耐震補強工事(その2)
場所:高知市 神田
受注者 | 有限会社築山建設 | ||||||||
施 工 | 株式会社大昌エンジニアリング
有限会社サワテック ほか |
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仮設工 | |||||||||
橋梁耐震補強工 | |||||||||
橋梁補修工 ほか | |||||||||
仮設足場 |
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ポイント ・吊り足場設置のため、橋梁点検車で既設PC構造物(桁側面)にアンカーを設置する。 ・チェーンと鋼管で拠点足場を設置する。 ・隣接する未使用の旧道から桟橋を仮設し、作業員が吊足場へ移動する際、第三者との接触、通行の妨げをしないようにする。 |
橋梁耐震補強工 |
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落橋防止装置 <緩衝チェーン> 主桁と橋台に鋼製ブラケットを設置し、チェーンにより連結する。 X線による鉄筋・PC鋼線探査 |
ポイント ・落橋防止チェーンのブラケットの設置予定位置をX線写真で撮影。 ・結果を記録し桁の既設鉄筋やPC鋼線に損傷を与えないよう再検討。 ・現場アンカー削孔、工場ブラケット製作に反映させる。 |
1.コア削孔 |
2.製作(フルペネ溶接) |
3..現場搬入 |
4.桁ブラケット 横取り・縦取り |
5.橋台ブラケット 設置 |
6.グラウト注入 |
7.型枠脱型 |
8.チェーン取付 |
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落橋防止装置 <連結ケーブル> 既設端部横桁を増設し、上部工2連の桁をPCケーブルで連結する。 |
ポイント ・連結ケーブルやケーブル用さや管が鉄筋に干渉しないか予め測定する。 ・既設鉄筋を傷つけないよう電磁レーダーで鉄筋位置を推定し削孔。 ・配筋、型枠、狭小空間の作業を考慮した打設計画を行う。 |
1.鉄筋探査 |
2.アンカー鉄筋、型枠 |
3.鉄筋、型枠組立 |
4.組立て完了 |
5.コンクリート打設 |
6.ケーブル、保護キャップ取付 |
橋梁補修工 |
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伸縮装置取替工 |
1舗装カッター切断 |
2.既設コンクリート、鉄筋撤去 |
3.アンカー設置、鉄筋溶接 |
4.伸縮装置設置 |
5.コンクリート打設、左官 |
6.設置完了 |
断面修復工・ひびわれ注入工・シール工 |
断面修復工ポイント ・施工前に外観、打音調査等により損傷部を特定してマーキングする。 ・断面修復箇所はハツリ後、露出したコンクリートにフェノールフタレイン水溶液を噴霧し、 中性化度合いを確認。 ・中性化が進行している所には亜硝酸リチウムを塗布する。 |
1.断面修復左官作業 |
2.断面修復完了 |
3.ひびわれ注入状況 |
4.ひびわれ注入完了 |
5.シール材充填 |
6.シール完了 |